上智スクールの指導について
個別指導
上智スクールの受験指導は、多人数クラスでの一斉授業ではなく、「1名制クラス」、「2名制クラス」 などの、徹底した「個別指導」です。
個別指導の最大のメリットは、一人一人の学習能力や志望校に合わせて、ムダのない、効率的な指導ができるという点です。生徒によっては、多人数クラスの2倍の学習内容を身につけさせることもできます。
上智スクールでは、基礎レベルから、国立・早慶・上智等、難関大入試レベルまで、全ての高校生の幅広い目標に対応して指導しています。
上智スクールの“売り”は
質問ができる
大手の予備校にはもちろん利点がありますが、最大の欠点は、一クラス50人のクラスでは、授業がどんなによくても、やはり一方通行の授業で、わからないことがあっても、実際には質問ができない、ということです。大規模の予備校では、一人の先生が何クラスもの生徒を教えています。授業でわからないことがあっても、質問できる雰囲気ではありません。
もちろん予備校には、どこでも「質問コーナー」というのがあって、一応は「質問できる」ということになっていますが、実際には何人も並んでいて、質問するにも“一時間待ち”くらいはあたりまえです。結局、わからなくても、面倒になってしまい、「まあ、いいか。」ということになってしまいます。
この点、一クラスの生徒数が二十人くらいの小・中規模塾の方が質問しやすいかもしれません。
そういう意味では、私たちの塾は、一人の先生が2名の生徒を、一人ずつ、別々に教える個別指導なので、授業の最中にも、疑問点があれば、遠慮なく、即座に質問できます。個別指導の最大のメリットはこれだと思います。積極的に質問したい“ヤル気”のある生徒には合っていると思います。とくに、特に、これは「数学」で効果が高いと言えます。数学の解法は、参考書や、問題集に書かれています。しかし、時には、解法を読んでも、やはりわからない場合もあるものです。そういうときに、先生が横にいて、質問できたら、どんなに良いでしょう。
上智スクールの“売り”は
授業料が高くない
高校生にとって、大手の予備校の魅力の一つは、その立派な建物や、豪華な設備だと思います。
これに加えて、チラシや、パンフレットも豪華で、都内の全高校生に大量のダイレクトメールを送るなど、莫大な広告宣伝費がかかっています。塾・予備校の収入源は、すべて“授業料”ですので、これらが全て授業料に上乗せさせられています。
とくに、女子生徒には“豪華”で、“立派”な設備 (たとえば喫茶室など) は人気があります。塾・予備校もそれをよく知っているので、“集客”という観点から、これらには惜しみのない経費をかけています。
そういうわけで、大手の予備校は、一クラス50人でも、一時間あたりの授業料がかなり高くなってしまいます。予備校では、1時間(80分〜90分)の授業一コマあたり、3,000円〜4,000円くらいが相場です。
しかし、当たり前のことですが、建物がすばらしく、設備が立派でも、学力がつくわけではありません。
予備校に入ると、あとでアドバイザーから、「この講座もとるといい。」 「あの講座もとるといい。」 と勧められます。しかし、費用がかさんでしまうので、少ししか講座がとれない、という家庭の方も多いようです。しかし、予備校の授業というのは、説明が丁寧である分、一コマの授業の勉強量は、とても少ないのです。
人並みに、一応、予備校には通っている、という安心感は得られるかもしれませんが、しかし、これがかえってアダになってしまいます。
(安心感だけでは、学力はつきません。)
本当は、設備投資や、広告費などの経費がもっと少なければ、もっと授業料が安いはずなのですが、授業料が高くて、授業のコマ数を減らして我慢せざるをえないとしたら、これは本末転倒な気がします。
ちなみに、私たちの教室は、多人数の授業ではなく、一人の先生が、2人の生徒を担当し、それぞれ別々に教える、徹底した個別指導ですが、一時間あたりの授業料は、一クラス50人の予備校と変わりません。
具体的には、高校3年生の大学受験生でも、1時間(80分)の授業一コマあたり、3,500円です。
参考資料 授業料比較
一クラスの人数 | 1時間(80分)当たりの授業料 | |
---|---|---|
大手予備校 | 40〜60名 | 3,000円〜4,000円 |
中小予備校 | 15〜40名 | 3,000円〜4,000円 |
上智スクール | 2名(個別指導) | 3,500円 |
50人の一斉授業のクラスと、一クラス2人の個別指導とでは、先生と生徒との関わりの密度が、圧倒的に違うのですから、本当は、二倍、三倍の授業料でもと安すぎると思っています。
しかし、予備校を超えない授業料に抑えているのは、仮に二倍の授業料にしたとしたら、現実問題として、一般の家庭では、費用負担が大きすぎて、利用してもらえなくなってしまうでしょう。
ですから、削れる経費は、できるだけ削って、この授業料に抑えています。
多人数でもいいから、大きい予備校の方がいい、と思う方には、私たちの教室は向いていません。一人ひとり、個別に教えてくれて、この授業料は安い、と納得される方に選んでもらえればいい、と考えています。
豪華な設備投資や、派手な広告にお金をかけず、限られた授業料の範囲内で、教師の質は維持し、できるだけ高い学習効果を優先したいからです。
上智スクール 指導風景